2015-04

「“なりたい“がかなう」ひとりミーティング

なりたい自分になるという言葉。最近よく耳にしますが、意外と何からどうはじめたらいいかわからないもの。

私はこれまで、転職支援、ヘッドハンターとしての仕事、また自ら立ち上げ運営している社会人女性の様々な”なりたい”をかなえるコミュニティGirls Beeを通して、様々な方々の”なりたい”をかなえることにかかわり、また私自身も”なりたい”をかなえてきました。

そんな経験をふまえて私が講師をつとめるワークショップでもお伝えしている、”なりたい”をかなえるための「ひとりミーティング」の方法をご紹介します。
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“お気に入りのノート”を用意する
「なりたい」自分をかなえるための時間をとること、そしていざ”書く”という作業を進めることは慣れないとなかなかおっくうになるものです。少しでもモチベーションをあげるために、まずは”お気に入りのノート”を用意しましょう。

お気に入りのノートに書くことで、机に飾っておいたり、持ち歩いたり、何度も見返したりと、ノートを繰り返し見返す機会が増えます。また”紙”ではなく、一冊の”ノート”にまとめて書いていくことで、”なりたい自分”をかなえるためのヒントを気がついたときにメモしたり、定期的に”なりたい自分”を見直し、達成度を確認したり、新しいビジョンを描いて定点観測していくことが可能になります。

「ひとりミーティング」の前に、まずは”お気に入りのノート”を見つけてみましょう!

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さて、”お気に入りのノート”が用意できたら、いよいよ本題、”なりたい自分”を描いていきます。
”なりたい自分”を描いていくにあたっては、大きく二つポイントがあります。

ポイント1:”なりたい自分像”をライフスタイル全体で考える
“なりたい自分”を想像する、となると、”やりたい仕事”というテーマで書いていきがち。もちろん、”やりたい仕事”も大事ですが、仕事は人生全体で考えたらごく一部のことにしかすぎないというのが私の見方、考え方。つまり、”なりたい自分”を描くにあたって大事なのはは、”自分が得たいライフスタイル全体”で描いていくこと。具体的にどのように描いていったらいいのかについては、後ほど改めてご説明します。

ポイント2:こうなったら最高!という視点で内容を書く
いざ書き始めようとすると手が止まる、、その時に頭の中に思い浮かぶのは「想像するのは自由だけど、こんなのやっぱり無理だよね。。」という言葉。”なりたい自分”を描くときに大事なのは「今の自分がどうであるか」ということは一旦脇においておく、ということ。描く起点が”今の自分”になってしまうと、描ける自分像に限界がでてきてしまいます。今の自分がどうであるかというのは一旦脇にいておいて、もし自分がどんな風にでもなれるとしたらどんな風になったら最高!と思えるか、そういう視点でぜひ描いてみてください。場合によっては旅行先などの”非日常”で構想を練るのも、現実に縛られずに最大限イメージを膨らませる効果的な方法のひとつです。

なりたい像をイメージするための5つの切り口
お伝えした2点のポイントを前提にして、いよいよ”なりたい自分”を描いていきます。
とはいえ、いきなり”なりたい自分”を描いてください、と言われても、何から書いたらいいのかわからないもの。ここではなりたい自分像をイメージするための5つの切り口をご紹介します。

①人としてどんな自分になりたいか(外見/内面)
まずは「自分がどんな人でありたいか」ということ。外見的な点、また内面的な点にわけて考えることをお勧めします。
外見的な点でいうと、体型や体重、自分の憧れのブランドなどをあげて「–のブランドの服が似合う」など書くのもあり。また外見については、具体的なイメージ写真を雑誌やインターネットで探し、貼っておくのもお勧めです。
内面的な点は、自分の心がどういう状態でありたいか、どんなことを大事に日々過ごしていきたいかを描いてみてください。

②世の中に対して何をする人でありたいか(仕事、その他の活動、趣味)
自分は世の中に対して、または身近な人に対してどんなことができる人でありたいのか。これは仕事を通してでももちろん、仕事以外の趣味や、ボランティアなども含め様々な活動も含めます。
私の場合は「ひとりでも多くの人が自分の個性や可能性を信じ、最大限に発揮して生きられるできるようになるためのきっかけを提供すること」と書いています。

③どんな場所に住みたいか
人によって「住む場所」に対する優先順位は様々ですが、自分の”帰る場所”であり、日々生活する基盤となる家やその周辺の環境は、”なりたい自分”を実現する上でとても重要な要素であると私は考えています。
どんな間取りの家に住みたいのか、住みたい地域、エリア、また家の外観の雰囲気、色、部屋のインテリアなど、自分がこんな場所に住めたらすてき!と思える場所をイメージしてみてください。

④どんな人と日々関わりたいか
住む場所と同様、私たちの人生に大きく影響するのは”日々どういう人と過ごすのか”ということ。これは一見自分では選べないことのようにも思えますが、自分がどんな人に囲まれて過ごしていきたいかを決めてしまうと、それにそった出会いや環境が整っていきます。

⑤どんな”もの/ことを”を持った人生にしたいか
大好きなブランドの洋服やアクセサリーが手に入することは、自分自身への自信や満足度を高めてくれるひとつの要素です。それ以外にも、好きな食べ物が食べれたり、好きなレストランに行けること、好きな場所へ旅行にいけること、好きなことを探求すること、そんな様々なな体験や、それができる時間や経済的な余裕を持つことも、”なりたい自分”をかなえるためにとても大切です。人生でどんな経験をしたいかを最大限に考えてみてください。

実際に私が「ひとりミーティング」をはじめたのは25歳のとき。
当時の私は1社目のインテリジェンスという会社で社会人3年目、人材紹介ビジネスのいち営業マン。”なりたい自分”の姿があった私は、日々の業務に追われる日常から離れた旅行先のベトナムで、この「ひとりミーティング」をしたときのことを今でも覚えています(笑)。
そしてそこで想像した”なりたい自分””得たいライフスタイル”の多くがその後叶いました。

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-「白くてかわいいおうち。できればシャンデリアやテラスがある家がいい!」と思っていたら友人からのご紹介で素敵なデザイナーズマンションのオーナーとお知り合いになり入居をすることに。テラスのほか、地下にはスタジオもあり、Girls Beeの拠点としても立ち上げから約3年間お世話になりました。

-「様々な国籍の人と関わる仕事をする!」と考えていたら、Girls Beeの関係で大使館関係の方、そして私の人生に大きな影響を与えてくれたカリスマトレーナーのSteven Haynesと出会うことになり、アメリカ、インド、パキスタンなどなどいろいろなバックグラウンドの人と関わり仕事をするという経験を日本にいながらにしてすることができました。

-「仕事やプライベートで日本と海外を行き来する生活にする!」また「海外で仕事をする」「年中温かい場所に住む」ということ。今年の春、ついにシンガポールに拠点をうつし、しばらくはシンガポールを拠点に日本との仕事、またそれ以外の海外の国もより身近に感じられる環境になりました。

定期的に振り返り、見直す時間を持つ
いくら”なりたい像”を描いても、日々の生活に追われ始めるとまた忘れて過ごしてしまうもの。
ノートに書いた”なりたい自分”像、お気に入りのノートに書いたことで、手に取りやすい場所に飾っておいたり、持ち歩いたり、ぜひ自分が書いたことを時々思い出す時間をとってください。週末に見たり、1ヶ月ごとや3ヶ月ごとに自分の進捗状況を振り返ってみたり、またある程度の節目で常に書き直し続けていく、というのもお勧め。私自身は時間があればこのノートをぼんやり眺めたり、最近は変化が激しかったので、3ヶ月に1度ぐらいを目安にしっかり振り返る時間をとったり、そのタイミングで新たに描きなおしたりしています。
一旦書くことになれ、またそれが実際にかなったのを実感していくと、書くことが病みつきに。書かずにはいられず、また書くとかなうような気がして、自分の気持ちや考えを整理したりする時間にもなって精神的に落ち着きます。

あれ?意外と言葉で表現するのって難しいと思ったら・・・
また書いてみると気がつくのは「意外と言葉で書けない!」ということ。これは単に自分の中に”なりたい自分”を言葉にすることに慣れていないだけ、そして具体的に考えられていなかっただけの話。上記の切り口を参考に、今度は”なりたい自分”を言葉やイメージで表現できるように日々アンテナを張って過ごしてみてください。「あの人のこういう部分、素敵だな」「あんな洋服がきれるようになりたいな」「あんなおうちにすみたいな」、そんな風に日々アンテナをはって過ごしていくと、当たり前の日常も新鮮になっていきます。

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私自身が講師としてこの方法を直接お伝えする「なりたいを”みつける””かなえるワークショップ」で使っているワークシート。次回開催は今の所未定ですが、様子をみながら東京かシンガポールで開催する予定です。開催が決まりしだい、本サイトまたはGirls Beeのfacebookページにてご案内させていただきます。

日本はGWが始まったところですね。
ぜひお休みを有効活用して「ひとりミーティング」の時間もつくることをおすすめします。

一度しかないそれぞれの人生。
ひとりでも多くの人が、最大限に”なりたい”をイメージして、実現して、充実した日々を送ることができますように!

2015-04-29 | Posted in Blog, Gallery, WorkNo Comments » 

 

Each person has different and unique life story

みんなひとりひとり、オリジナルで、ユニークな人生を歩んでいる。

Each person has different and unique life story.

先日シンガポールの本屋さんでたまたま見つけた本。27ドルもしたので、買うの迷ったけど(笑)ピンときたので結局購入。

そして買ってよかった♡

 
TANYA BURRという、イギリスのブロガーでYoutuberの25歳のメイクアップアーティストのライフスタイルブック。

彼女が現在に至るまでのライフストーリーや、いま大切にしてること、これからのことなどが書かれています。

   
 

普通の女の子だった彼女が、何がどうなって、今に至ったのかという話。

彼女の人生もそうだし、見せ方や、本の作り方、表現の仕方とかも含めて、とてもInspiringな本。読んでて、とてもハッピーな気持ちになります(*^^*)

どんな人にも、ひとそれぞれの人生、ストーリーがある。

昔は限られた人だけが多くの人に影響を与えたり、インスパイアするチャンスあったけど、いまは違う。

どんな人も自分の人生を通じえ、人をインスパイアし、また自分もインスパイアされる、そのための方法やツールがたくさんある。

最近いままで興味がなかったことに興味がわいてきて、これまでの自分、そしてこれからの自分の新しい表現方法に興味深々、日々研究中。

そういうことを考えている時間、ものすごくたのしくてしあわせ(*^^*)

  

2015-04-26 | Posted in BlogNo Comments » 

 

自分の人生を最大限に生きる

先日公開されましたライフハッカーでの私の初の寄稿記事
「30年間日本で生まれ育った私が、今シンガポールで新たにチャレンジする理由」
300万人以上のユニークユーザーを抱えるWebメディアの拡散力はすごい。。記事もfacebookでは600人近くの方がいいねをしてくださったようで、また公開された直後から私のfacebookアカウントのフォローや、私が運営しているGirls Beeのfacebookページのフォロー数が増え、ライフハッカーの影響力を改めて強く感じました。
読んでくださった皆さん、ありがとうございます。そして貴重な機会をくださったライフハッカー編集長の米田さん、副編集長の長谷川さんに改めて感謝。これからも、私なりの経験や視点で、読者のみなさんに役にたつ”ライフハック”をお伝えしていきたいと思います!

シンガポールに移ってからの自分の内面の変化について、少し言葉にできるようになってきたので、忘れないうちに。

こちらに引っ越してからの大きな変化は、”「とにかくやらなくちゃ!」という気持ちがなくなった”ということ。

私は学生の頃からよく「生き急いでいるよね」と言われることがとありました(笑)
自分ではそんなつもりがまったくないのだけど、でも自分の中に”こうなりたい”という漠然としたイメージが常にあって、それになるためにどうしたらいいのか、常に考えては行動に移し、そこで何かを見つけては、また行動に移し、、ということの繰り返し。
やりたいことはたくさんあったし、なりたい姿もいろいろとあったから、「やっておけばよかった」と後悔することだけはしたくなくて、ひたすらそんな自分自身の”なりたい姿”に貪欲に、がむしゃらに、そして時に無謀に(笑)邁進していたのが私の20代、日本で過ごした学生生活と社会人生活だったと今振り返ると思います。

今でももちろん、これからかなえていきたいことがいろいろとあります。
でも以前と違うのは、それをかなえるための材料(それは自分自身の能力だったり、それを発揮するための環境だったり)はすでに揃っていて、それをひとつひとつ、楽しみながら、目の前のことに取り組んでいこう、という落ち着いた気持ち。

こういう気持ちになってきたのは、年齢や私の経験上のタイミングなのか、それとも小さいときから本当にかなえたかった「海外に住む、海外でいろんな人種の人とともに働く」という生活をかなえることができたからなのかは、まだわかりません。

これまで、私自身、仕事を通してたくさんの方々の人生を垣間見てきました。
その中でいつも感じるのは、”ひとりひとり生まれてきた意味を持っていて、与えられた役割を持っている”ということ。
それぞれが持っている個性を発揮されることで、必ず喜んでくれる人がいる。必要としてくれる人がいる。そして、そのことを通して自分自身も幸せでいられる。
それが”仕事”という環境の場合もあれば、”家庭”の中で、もしくはそれ以外の第3の場所での役割であることもあると思います。

今、私自身の気持ちがとても落ち着いているのは、そういう意味で、私自身も自分が持っている経験や能力、個性を認識して、発揮して、自分の目の前の人生を最大限に生きることができるタイミングになってきたからなのかもしれません。

もちろんこれまでのがむしゃらで試行錯誤だった日々があってこそたどり着いた今日の環境。
むしろこんな環境が欲しかったからがむしゃらにがんばってきたのかもしれません。今日に至るまでの経験や出会い、すべてが財産。
特に私の場合は”人生”自体を扱うことを仕事にしているので、自分の人生自体を使って人体実験をしているような気持ちです。

今日はお気に入りのカフェに行って、ひとりミーティング。
これまでのことと、これからのことを整理できました。

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これからの軸や大事にしていきたいことがクリアになってすっきり。
明日からまた一歩ずつ自分の人生を楽しんでいこうと思います。

2015-04-19 | Posted in Blog, GalleryNo Comments » 

 

変化、心の赴くままに。

シンガポールにきてから3週間、現実的な生活がはじまってから2週間がたちました。
おかげさまでこちらでの生活も、いろいろな方面でサポートしてくださる方々に恵まれて、とても元気にしています。

海外に住むこと、特に南の一年中温かいところに住むというのは小さな頃からの夢だったので、いまだに朝目覚めると「あ。。私本当に外国に住んでるんだ。。」と不思議な感覚になります。

住む場所が変わることでの生活の変化。特に今回は国を越えての変化ということもあって、空気が変わり、気候が変わり、言葉が変わり、関わる人が変わり、口にするものが変わり、私の”日常”生活は劇的に変わりました。

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オフィスのあるSUNTEC CITY

最近の私の日常は、朝起きて、住んでいるコンドミニアムからのシャトルバスに乗って駅に行って、地下鉄でオフィスに向かう。1日中デュアルスクリーンのパソコンと向かい合いながら、様々な国の様々なビジネスに関わる案件に触れて、シンガポールオフィスにいる同僚や、海外オフィスにいるメンバーとやりとりしあう。18時には仕事を終えて、家に帰り、ごはんは外で食べたり、おうちでつくったり。夜はコンドミニアムのプールサイドでのんびりしたり、たまには泳いだりするのが心が落ち着く時間。

自分自身のコンディションを良い状態に保つこと、心身ともに健やかで穏やかにいれることを優先に今のところ、のんびりしたライフスタイル。ずっとこんな生活がしたかったから、特に出国前の東京での目まぐるしい生活を考えると、本当に毎日夢のようです。

シンガポールをありのままに感じてみたくて、こちらの知り合い、特に日本人の方々にはまだあまり会いに行っていません。(ご挨拶ができていないみなさま、恐縮です)
せっかくこちらにきたのだから、先入観はなるべく少なく、自分の五感で最大限この国を感じたい。英語もたくさん使って、ローカルの人や、いろいろな理由でこちらに住んでいる様々な国籍の人たちと話したい。
自分の心が求めていることを一番大切に、心の赴くままに過ごしていきます。

たった2-3週間過ごしただけでも感じている自分自身の変化。まだうまく言葉にできないのだけど、何か自分の中で”大事なこと””大切にしたいこと”が変わり始めているのは確か。
これから自分がどんな風に変化していくのか、ある意味とても楽しみ。

とにかく今、この国で毎日を過ごせることがとても幸せです。

今日の夕日
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2015-04-16 | Posted in Blog, GalleryNo Comments » 

 

シンガポール通信:多様な民族 -みんな違って当たり前、みんな違ってみんな良い

日本からシンガポールに来ると、まず最初に驚くことのひとつは、民族の多様性だと思います。
シンガポールはまだ国が始まってまだたったの50年。今年はちょうど建国50周年です。

いわゆる”シンガポール人”と呼ばれる人の中にも、中華系、マレー系、インド系などいろいろなルーツを持つ方々がいます。
一方で、母国は外国でありながら、この国に何らかの理由で住んでいる人、外国人就労者なども含めると、日本人はもちろんのこと、欧米人、シンガポールの周辺諸国であるマレーシアやインドネシアなどの国から来ている人など、本当にさまざま。
このような状況なので、人の見た目だけで、その人が”ナニジン”なのかを推察するのは非常に困難です。

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※金曜日の夜、いろいろな人種の人があつまるBar シンガポールのオフィス街で良く見かける光景

そしてこれだけ多様な民族が一緒に暮らすシンガポール国内で主に使われている言語は英語、公用語は英語です。
シンガポール人は、教育機関において英語と、もうひとつ自分の母語となることばを、中国語(北京語)、タミル語、マレー語の中から選び学ぶことを義務付けられています。なので国民の多くがバイリンガル、3つの言語を操るトリリンガルも決して珍しくはありません。
シンガポールにいても、自分がどのようなコミュニティ(仕事や住む地域など)に所属するかによって変わってくるかとは思いますが、英語と並んでよく聞くのは中国語。シンガポールにいるうちに、中国語も勉強したいなぁと思う今日この頃。

私はシンガポールに来て10日間の間にすでに3回ほど観光客と思われるインド人や中国人に道を聞かれ、また住んでいる場所の近くのローカルなスーパーでは中国語でガンガン話しかけられ、雰囲気はすっかりローカルに溶け込んでいるようです(笑)が、そんなことが起こるのもこの多様な民族が混在して共存するシンガポールならではなのでしょう。

これだけの民族が一緒の国に暮らすといろいろな問題が起こりそうですが、それが極めて少なく、平和に、安全に暮らせるのがシンガポール。
シンガポールは”明るい北朝鮮”と揶揄されることもあるほど、ルールが厳しい国です。たとえば有名なルールでいうと、入国する時点からガムはNG、もちろんシンガポール国内では販売していません。またシンガポール国内の主要な交通手段となる地下鉄内では飲食が禁止されています。
ルールが厳しいとはいえ、これだけの人種やバックグラウンドの人が一緒に暮らしていくためには、このようなルールは必要不可欠。ルールがあるおかげで、シンガポールの清潔さと治安の良さが保たれているのだと思います。

先週の金曜日は”Good Friday”というシンガポールの祝日でした。これはキリスト教のイースターのお祝いの祝日。
多様な民族がいるということは、多様な宗教が存在するということとほぼ同義といっても良いかもしれません。シンガポール人の友人に「シンガポールはなんでキリスト教の国じゃないのに、キリスト教の祝日があるの?」と聞いた私に、彼女が「シンガポールにはいろんな宗教があるから、何かひとつだけ優遇したり特別扱いをすると反感を買いかねないから、すべての宗教の行事のお休みがあるんだよ」という答えをくれたときには、これがシンガポールらしさのひとつなんだなぁということを改めて感じました。

私は小さい頃から家族旅行で海外に行く機会が多かったことで「それぞれの国にそれぞれ独自のライフスタイルや価値観を持った人がいる」ということを知ることになりました。いろいろな国にいき、その国の人やその生活に触れることから得られる発見は、幼心に私の心をとらえて離しませんでした。
そんな私にとってはたくさんの人種や民族がいるこの国にいること、住み、暮らすことは、日々たくさんの発見があって、楽しく、面白く、そして居心地の良さすら感じます。

日本も私の母国であり、無条件に大好きで、客観的に考えても素晴らしい魅力をたくさんもった国であるという気持ちは変わりません。
でも日本よりシンガポールがよいなと感じることがあるとすれば、この民族の多様性から来る『みんな違って当たり前、みんな違ってみんな良い』というような感覚。それぞれの価値観、考え、ライフスタイルが尊重され、それぞれが自由でいられること。これは、歴史が長く、民族的に、また地理的な環境から極めて”同質的”な国である日本にはない感覚です。

日本の”同質性”は、日本人同士で言葉にせずとも相手のことを察することができたりするというメリットがある一方で、時に外国人からすると、言葉にしてくれないからまったくよくわからない、といったことや同じ日本人同士であっても、自分の価値観や考え、ライフスタイルすらも相手に知らず知らずのうちに強要することになることがあります。
日本でも頭ではみんな分かっている『みんな違って当たり前、みんな違ってみんな良い』という感覚、そろそろもっと現実に落とし込んで行動していく必要があるのかもしれません。

2015-04-07 | Posted in BlogNo Comments » 

 

日本を離れて10日。シンガポール生活がいよいよスタート。

生まれも、育ちも、日本。
海外旅行こそたくさんしましたが、海外に住んだ経験はありません。
旅行で日本を離れたのはこれまで最大で1ヶ月弱。
そんな私が生まれて30年目にして初めて「海外に住む」という経験をすることになりました。

小さい頃から憧れていた「海外に住む」という生活。
人生30年目にして、ようやくそれを実現するタイミングがやってきました。

今回「海外に住む」という経験をする最初の場所として選んだのはシンガポール。
国土は日本の東京23区か淡路島程度しかありませんが、昨今めざましく発展し、アジアのビジネスのハブ・中心地として栄えている国です。

私がなぜ今のタイミング、そしてなぜシンガポールという国を選んだのかは近日とあるWebメディアに掲載予定のため一旦ここでは省略。
後日の公開をどうぞお楽しみに。

日本では出発当日の朝まで仕事関係のミーティングをし、最後のパッキングをして夜中に出発というタイトなスケジュール。
本当にどうなることかと思ったけど、やりたいこと全部やりきってこちらに来ることができました。

私の人生の中におけるモチベーションのひとつとしてとても大きいのが「後悔をしたくない」ということ。
あれやっておけばよかった、これやっておけばよかったって思うような、心の残りは出来る限りない人生にしたい。
どうせ同じ”後悔”するなら、私は「やらなかった後悔」より、「やった後悔」を選びます。
結果的に、これまでの人生の中で「やった後悔」はありませんでした。
それは何か行動をすれば、必ずその先に道が見えるから。
仮に求めていた結果ではなかったとしても、自分が求めていたものとは違った、または予想だにしていなかった次の道が見えて来る、というのが常です。

シンガポールに引っ越してきて今日でちょうど10日が経過。
東京でのめまぐるしい日々から少し離れ、ゆっくりして、4月からはこちらでの仕事が本格的に始まりました。
Employment Pass(就業ビザ)も受け取り、銀行口座もつくって、いよいよこちらでの生活が本格的に始まっていくんだなぁという感じです。
シンガポールにはこれまで旅行や出張などで5回ほど、毎回ほんの数日の短期で滞在をしたことがありました。
でも、やはり旅行者で訪れるのと、実際住んでみるのとでは、見える事柄が違う。たった10日だけでも様々な気づきや発見があります。
今後はこちらのブログで、私が日々見たこと、聞いたこと、感じたことも発信していきたいとおもいます。

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※2014年の旧暦新年、シンガポールに引っ越そうと決心した時にシンガポール・ロバートソンキーで撮影した写真

2015-04-05 | Posted in BlogNo Comments »