女性のキャリア

なりたいをかなえる『自信』のつくり方 – 私が等身大の『自信』を持てるようになるまで③

なりたいをかなえる『自信』のつくり方 – 私が等身大の『自信』を持てるようになるまで」と題して、私自身のこれまでの経験をシェアさせて頂いています。

私自身がGirls Beeを始めるきっかけとなった原体験、そしてGirls Beeを運営する中で偶然か必然か、向き合い乗り越えざるを得なくなった自分自身の過去のトラウマなどについては記事①から。また人はいつから"『自信』を失う”のか、そしてどうしたらその失った『自信』を取り戻すことができるのか、そして私が自分に等身大の『自信』が持てるようになって言ったプロセスの体験談については記事②をご覧ください。

前回の記事②では、『自信』をつけるにはとにかく”小さな一歩”を積み重ねることが大切とお伝えしました。一方で、ただ闇雲に”小さな一歩”を踏み出しても”なりたい”はかなえることができません。今回の記事では、自分への信頼、自分への自信をを構築しながら、”なりたい”をかなえていく方法についてお伝えします。

 

”なりたい”をかなえられる自分になるための2つのフェーズ

”なりたい”をかなえられる自分になっていくため、そして”なりたい”をかなえるためのプロセスについて今日はお話していきますが、このプロセスは大きく二つに分けられると私は考えています。

ひとつ目は『”なりたい”をかなえるための環境を整える』というフェーズ。そしてふたつ目が『”なりたい”をかなえるために行動をする』フェーズです。

『”なりたい”をかなえるための環境を整える』フェーズ

①自分を一番大切に。自分との時間を一番大事にする。

「自分のことをとにかく大事にしてください」いきなりそう言われても、はじめは何をどうしたらいいのかわからない人が多いはず。また自分を大事にすること、自分を優先しようとすると、それに対して罪悪感のようなものを感じてしまう人も少なくないかもしれません。私自身も、シンガポールに引っ越して、自分自身のこれまでの生活のことを客観的に見れるようになって、また日本で自分が持っていた人間関係から物理的に離れられて初めて、自分との時間を大切にすることができ、また自分との時間の大事さに改めて気付かされました。

自分を一番大切にすること。そのためにまずできるのは、自分の心や頭、そして体が元気でいられることを最優先することです。自分に必要な睡眠時間をしっかりとって、自分が食べたいと思うものをしっかり食べて、時には身体を動かして、心身ともに健康でいられるようにすることがまず大切。その上で、日々の生活の中で、仕事だったり、家族との時間、友達づきあいなど、自分の時間を割いていることを振り返って見てください。ある一定の時間、仕事に割く時間、家族と過ごす時間、そして友人たちと過ごす時間は必要です。でも実際に振り返ってみると、だらだら仕事をしていたり、なんとなく付き合いで顔を出している集まりなどもあるかもしれません。特に日本人は良くも悪くも『人に気を遣う』ということを無意識のうちにしてしまう人種。実は思っている以上に、日々自分のことよりも周りの人のことを気にして生きています。メリハリをつけて仕事をすること、またピンとないもしくは何かの義務感で参加している場所があれば、思い切って参加しないと決めること。日本人の場合は、ちょっとやりすぎかなと思うぐらいの基準で自分を優先すること、自分のために時間をつくるために行動に移しても良いと個人的には感じています。そして、確保できた自分の時間の中で、本を読んだり、勉強したり、ずっとやりたいと思っていた趣味にチャレンジしたり、またとにかく何も考えずにぼーっとする時間を持ってみるのもお勧めです。

日々の生活の中で自分を大切に、そして自分と過ごす時間を大事にすると、少しずつ自分の中の軸が整い、自然と前向きになったり、インスピレーションが湧いてくるようになります。家族やお子さんがいて、なかなか自分だけの時間を確保することが難しいという方も、毎日とは言わずとも、週に一度や2週間に一度など、今の自分の生活の中での出来る範囲で、家族の協力も得ながら、自分だけのために使う時間を確保してみてください。結果的にそれが、一緒に過ごす家族や子どもにも良い影響があるはずです。

②日常生活で自分が好きな”もの”や”こと”にたくさん触れる。”なりたい”の材料を集める。

「”なりたい自分”がそもそもわからない」という声をこれまでに聞くことが多々ありました。特に日々仕事に忙しく、仕事の環境もストレスが多かったり、男性が多い職場にいたり、長時間仕事をしている頑張り屋さんな女性たちからそういう声を聞くことが多い気がします。

どちらかというと男性的なエネルギーを使って物事を動かしていく必要があるビジネスの世界。そういう世界に毎日どっぷりと浸かっていると、気がつかないうちに人が本来は持っている”五感”で感じる感性の力がどんどん弱まってしまったり、塞がっていってしまうことがあります。そうすると『あれ素敵だな』『こんな風になりたい』といったような”なりたい自分”をかなえていくために必要なアンテナや情報もうまく作動しなくなってしまいます。

人が、特に女性が本来持っている”五感”で感じる感性の力を取り戻していくためにまず出来るのは、日常生活で、どんな小さなことでもいいので自分が好きな”もの”や”こと”に出来る限りたくさん触れるようにすること。自分の中で、小さな、そして些細な”嬉しい”とか”好き”といったような気持ちを感じられるようなことを日々大事にしていくこと。そうすることで少しずつ自分の中に感性が戻って、自然と『あれ素敵だな』『こんな風になりたい』『今度はこれをやってみよう』といったワクワクした気持ち戻ってきたり、”なりたい”の材料が集まってくるのを感じられるはずです。

③自分が身を置く環境を整える

人は良くも悪くも自分が身を置く”環境”にとても大きな影響を受ける生き物。”環境”としてあげられるのは、自分が住む家やエリア、毎日通勤する経路やその時に見える景色、仕事をするオフィス、そして仕事やプライベートを含めた自分を取り囲む人間関係。人は無意識のうちにそうした環境に影響を受けています。

そうはいってもなかなか住む場所をすぐに変えたり、オフィスを変えたり、といったことは難しいかもしれません。でも大きな変更はすぐにできなくても、自分にとって身近で多くの時間を過ごす部屋やデスクをより心地よくする工夫は出来るはず。綺麗に保つことはもちろん、自分が安心できたり、リラックスできたり、モチベーションが上がるようなアイテムを増やしたり、揃えたりすることはできるのではないでしょうか。

そして住む場所やオフィス環境と同様、もしくはそれ以上に自分に影響を与えている人間関係。厳しいことを書くようですが、本当に自分が”なりたい自分”になりたい、かなえたい人生がある場合、人間関係についても見直す必要があります。人間関係の整理をする方法・考え方については、以前DAILY ANDSに寄稿させていただいた記事をご参照ください。

以上が『”なりたい”をかなえるための環境を整える』フェーズの3つのステップです。

 

『”なりたい”をかなえるために行動をする』フェーズ

④”なりたい”を思い描く

『”なりたい”をかなえるための環境を整える』フェーズの3つのステップで環境が整ってきたら、次は”なりたい”をかなえるために行動に移していきましょう。私としてそのためにまずお勧めするのは『”なりたい”を思い描く』ということ。地図を持たずにただ道を進んでも、気がついたら望んでいた方向と全く別の方向に行っているということにもなりかねません。”なりたい”自分の描き方については以前こちらの記事にご紹介させていただきましたので、ぜひご参考に”なりたい”自分を描いてみてください。

こういう話をすると、自分には”なりたい姿”や目標が思い浮かばない、”やりたいこと”が見つからない、”やりたいこと”が特にない。。と心配される方がいらっしゃいます。目標が思い浮かばないこと、”やりたいこと”が見つからないこと、”やりたいこと”が特にないことというのは、間違っているわけでも、それ自体が悪いことでも全くありません。というのも私自身これまでの転職支援の仕事やGirls Beeを通じて様々な方の人生や自己実現の場面を垣間見させていただいた中で、人がキャリアを積んだり、人生を歩んで行くにあたってはおそらく大きく2タイプいると考えています。ひとつは「これだ!」という目標ややりたいことを思い描いて、そのために行動して行く『目標達成型タイプ』。もうひとつは、目標ややりたいことは特にないけれど、目の前にきた機会やチャンスに最大限取り組んで、それがまた次のチャンスに繋がって、、という『積み上げ型タイプ』。どちらが良いとか悪いとかは全くなく、自分にどちらがあっているか、という話。また同じひとりの人の人生でも、人生のステージの中で『目標達成型タイプ』でいくタイミング、『積み上げ型タイプ』でいくタイミング、両方を経験することもあるように思います。それから”やりたいこと”という具体的なものが浮かばなくても、”なりたい自分の姿”、こうなれたら素敵だなーというのは、誰にでもあるものではないでしょうか。『目標=やりたいこと』ではなく、『目標=なりたい自分自身の姿』という風に置き換えて見えると、思い浮かべられるものがあるかもしれません。

一方で、目標が思い浮かばない、”やりたいこと”が見つからない、”やりたいこと”が特にないという背景に、上記の環境のフェーズで書いたように、自分の感性が塞がってしまっていたり、自分の可能性を自分で否定してしまっている、ということも考えられます。その可能性が考えられる場合には、上記に書いた方法で自分の感性を取り戻していくことで、目標を考えられるようになったり、やりたいことが思い浮かぶようになるかもしれません。

⑤”なりたい姿”に向かってとにかく行動する。小さなチャレンジを積み重ねる。

行動すること。現実の世界で”なりたい”をかなえて行くためには、この『行動』が一番重要です。かと行って闇雲に行動しても”なりたい姿”に近づくことはできません。④でまず”なりたい姿”をイメージをして、それができたら、そのイメージに近づいて行くためにできることを行動に移していきます。

”なりたい”をかなえるための行動、そのひとつひとつは実は本当に地道で小さなものです。著名な方や、自分の身の回りで活躍している人を見ていると、さも簡単に大きな一歩を踏み出したり、飛び越えたりしているよういん見えたり、感じたりすることがあるかと思いますが、そんな人たちも最初の最初に踏み出した一歩はとても小さくて地道な一歩だったはず。そして今もその人のなりの『小さくて地道な一歩』を踏み続けているはずです。また自分にとって『小さくて地道な一歩』を繰り返して行くうちに、気がついたら数年前の自分では想像できなかった大きな一歩を踏み出せる自分になっていることにも気がつけるはず。そしてこのプロセスこそが、今回の記事の一番のテーマである『自分自身に対する信頼』『自分自身に対する自信』を構築して行くことにつながります。

例えば会社から与えられた目標だったり、誰かから与えられた目標を達成したり、実現に向けて努力することも、自信を構築するための助けにはなります。でも『自分に対する信頼』『自分に対する自信』を構築する一番の方法は、自分が自ら描いた目標や姿に対して、努力するプロセスを経験し、自分なりに達成することだと私は考えています。

⑥”なりたい”に届いたらそれをしっかり味わう

”なりたい”姿や目標に辿りついたら、しっかりその達成感や充実感を味わうことも大事にしてください。私自身もそうですが、目標を達成すると、すぐ次の目標を探し始めてしまうことがあります。もちろんそれも大事ではありますが、その前に少し時間をとって、自分がその目標を持った頃のことを振り返って見ましょう。そして自分なりに努力したプロセス、そのプロセスで協力してくれたり、支えてくれたり、関わってくれた人たちを思い浮かべてみること。そして、目標を達成できた自分の今の気持ちを感じ切ること。こうしたプロセスが、自分に対する信頼、自分に対する自信を強化してくれ、また次の目標を見つけたり、それに向けてまた新たな一歩を踏み出すためのエネルギーにもなります。

 

自分の今の状況に合わせて重点を決める

『”なりたい”をかなえるための環境を整える』というフェーズ、そして『”なりたい”をかなえるために行動をする』フェーズ。自分への信頼、自分への自信をを構築しながら、”なりたい”をかなえていく方法の6つのステップを二つのフェーズに分けながらお伝えしました。このプロセスを日々の生活の中でひたすら繰り返して行くことで、自分への信頼、自分への自信をを構築しながら、着実に”なりたい”をかなえていくことができます。一方で、現在の自分がどのような状態であるかによって、どちらのフェーズに重点を置くかを調整することも可能です。”なりたい自分の姿”や”やりたいこと”といったことがあまり思い浮かばなかったり、現実的に心身ともに疲れていたり、自分が何を求めているかわからない、といった方は『”なりたい”をかなえるための環境を整える』フェーズを重点的に取り組むことからぜひはじめて見てください。

このプロセスは、私自身がこれまで取り組んできたこと、うまくいったこと、行かなかったことを踏まえながら、どうしたら効率的にかつ効果的に”なりたい”をかなえることができるかを言語化したもの。先日日本への一時帰国の際にGirls Beeで開催させていただいたイベントでお話した内容を編集して記事にしました。

3つの記事に分けてお送りした「なりたいをかなえる『自信』のつくり方」は今回で一旦完了。来月からは「なりたいをかなえる『心の持ち方』」をテーマに、今回ご紹介した”なりたい”をかなえるプロセスの中で、より生きやすく、またより”なりたい”をかなえやすくなる『心の持ち方』をテーマに記事を書いて行く予定です。どうぞお楽しみに!

”Find yourself, Be yourself, Be what you want to be"

これはGirsl Beeのロゴに載せているコミュニティメッセージ。こちらの記事を通じて、”なりたい”を見つけ、自分らしさを大切に、”なりたい”をかなえていける人が増えますように。

感想やご意見、リクエストなどありましたら、ぜひ(manapy17(アットマーク)gmail.com)までお気軽にお寄せください!喜びます❤️

2017-08-22 | Posted in Blog, GalleryNo Comments » 

 

なりたいをかなえる『自信』のつくり方 – 私が等身大の『自信』を持てるようになるまで②

前回から数回に渡って「なりたいをかなえる『自信』のつくり方 – 私が等身大の『自信』を持てるようになるまで」と題して、私自身のこれまでの経験をシェアさせて頂いています。

前回の記事では、私自身がGirls Beeを始めるきっかけとなった原体験、そしてGirls Beeを運営する中で偶然か必然か、向き合い乗り越えざるを得なくなった自分自身の過去のトラウマ、を中心にお話させていただきました。今回は『自信』ついて、人はいつから"『自信』を失う”のか、そしてどうしたらその失った『自信』を取り戻すことができるのか、そして私が自分に等身大の『自信』が持てるようになって言ったプロセスの体験談をご紹介したいと思います。前回の記事をまだ読んで頂いていない方はこちらからどうぞ。

 

”『自信』のない赤ちゃん”なんていない

先日たまたまfacebookに出てきたものすごく前に投稿したこの写真。これは私です。おそらく1-2歳ぐらいの時。もちろん当時のこともこの写真を取られた時の記憶もありません。ただ、この写真のこの自分の笑顔を見ていると、自分のことながら、当時の私には恐れも不安も何もなく、ただただ自然体でいたんだなということを感じることができます。

そしてこの写真を見ながらふと思いました。そういえば”『自信』のない赤ちゃん”って見たことないな、と。そうなんです。多分どんな大人にも赤ちゃんだった頃があるはずで、その時には何の恐れも不安も何もなくて、とにかくただ自分という存在があって、『自信』という言葉で表現するまでもなく当たり前のように自然体で入られた自分がいたはず。それが、成長すること・大人になる過程の中での家族や友達、社会で出会う人との関わりを通じて、自分の自分自身に対する解釈や定義、パターンを持つようになったり、人からどう見られるかということを気にするようになっていきます。もちろんそれは悪いことだけではなくて、自分で自分のことを理解できるようになること、関わる人の気持ちを配慮して動けるようになることは、ひとりの大人として社会生活を営んでいく上では必要不可欠です。一方で、それが度を過ぎると、自分を極端に過小評価してしまったり、失敗を恐れるあまり新しい挑戦ができなくなったり、自分の感性が塞がってしまって、自分が何が好きで、何をしたいのかすらわからなくなってしまうことがあります。前回の記事にも書いた通り、日本は謙遜や協調性といったことが美徳とされる社会。それもあってか、日本人の大人はそういう状態になってしまっている大人が結構多い気がしています。

 

失った『自信』を取り戻すプロセス

生まれた時にはみんな当たり前のように、また言葉にするまでもなく持っていたはずの『自信』。(前回の記事でも書いた通り、ここでいう『自信』とは、誰かに見せつけるものではない、自分の中の自分に対しての静かなでも確かな信頼のことを意味しています。)そして、成長する過程の様々な経験の中で自分の中になくなってしまった、あるいは小さくなってしまった『自信』。”なりたい”をかなえていくためにはこの『自信』を自分の中で回復させることが必要不可欠です。

ではどうやってその『自信』を回復させるのか。結論から言ってしまうと『自分の中での小さな小さな一歩を踏み出し続け、その踏み出した一歩から小さな小さな成功体験を重ねていくこと』これに尽きると思います。この小さな一歩は、本当にどんなに小さなことでも大丈夫。とにかく自分で考えて決めた”小さな一歩”。それに対して、自ら行動してこの”小さな成功”を積み重ねていくことが大切。そうすることで、本当に少しずつですが、自分の中で自分に対する信頼が生まれて、最初は小さな歩幅の”小さな一歩”も、次第に大きな歩幅の”小さな一歩”が踏めるようになっていきます。

また、『自信』を取り戻す初期のプロセスにおいては人の力を借りることもとても有効です。小さな一歩でも踏み出し続けていると、それを評価してくれる人に出会ったり、次なるチャンスを与えてくれる人に出会えることが多々あります。誰でも、人から認められたり、褒めてもらうのは嬉しいこと。特に『自信』を取り戻す初期のプロセスにおいては、小さな一歩を踏み出し続けるためのモチベーションになってくれたりと、とても効果的なケースもあります。ぜひそういう人が現れたら、その存在を存分にありがたく活用させて頂きましょう。

とはいえ、最終的には、人からの評価や賞賛に依存せずに、常に自分で自分を動かし続けられること、自分で自分を鼓舞し続けて行動し続けることができることが、真の自分自身に対する信頼、すなわち『自信』の形成につながります。

 

私自身の体験から

思い返してみると、私自身が自分で自分の目標を決めて、それに対して自分で行動する、ということを始めたのは大学受験の頃。当時、現在の私の母校であるICUにどうしても入学したくて、また前回の記事にも少し書いた通り自分の中学校・高校生活に当時は不満があった(今となっては全て良い経験・良い思い出です笑)こともあって、自分なりに一生懸命勉強しました。正直、勉強に能動的かつ真剣になったのは人生でその時が初めてでした。そうすると少しずつ自分の成績が良くなったり、当時通っていた塾でのレベル別のクラスが上がったり、と言った結果が見え始めて。またそういうプロセスの中で、自分のことを褒めてくれたり、見込んでくださってきめ細かく指導・鼓舞くださる先生にも恵まれました。それもあって結果的に自分が一番行きたいと思っていた大学になんとか入学することができました。

一方、そんな喜びもつかの間。大学に入ってみると周りは自分よりも勉強ができる人ばかり。自分なりに多少自信のあった英語なんて、自分のレベルが箸にも棒にもかからないぐらい流暢に使いこなす海外で育った経験を持った同級生たち。入りたかった大学に入れた喜びも早々に、また自分への自信を失いました。そんな中、自分の得意なこと、自分のやりたいことってなんだっけ、ということを改めてまた模索する日々が始まります。

そして行き着いたのは、私自身はビジネスの世界に興味があるんだ、ということ。ICUはどちらかというとアカデミックな人志向の人が多く、また学生が将来目指す方向性も学術の世界や、国内外の政府系機関、国際協力関係のなどを選ぶ人も多くいます。私も入学当初はそんな方向性もありかなと考えてみたこともありましたが、自分なりにそういう組織の関連の勉強会に足を運んだり、実際に海外でボランティア活動なども本当にわずかながら経験した結果、私はやりたいことをビジネスの世界の中で実現したいんだ、ということが見えて来ました。他の大学に比べると、ICUはビジネス関係の学生団体やコミュニティが当時は(今も?)少ない状況。そこで、学外の団体が運営しているビジネスコンテストや、当時はそこまで一般的ではなかった企業でのインターンシップなど、なんとか色々な機会を見つけてに参加するようになりました。そこで出会った同世代の仲間から色々な刺激や学びを得たり、出会った先輩方からは新たなチャンスを頂いたり、新しい世界が見える場所に引き上げてくださったり。そのプロセスの中で特に深く関わった人たちとは、現在でもお付き合いがあります。

このプロセスも、本当に”小さな一歩”の積み重ねでした。何もないところから、ビジネスコンテストの情報を見つける。そして勇気を振り絞って応募してみた。そして審査が通った。そして参加してみたら、これまで出会ったことのない種類の同世代の仲間と、社会人の先輩たちに出会えた。そしてそこからまた次のチャンスを頂いた。。というような本当に本当に”小さな一歩”の繰り返し、そして積み重ね。そんなことをしている間に、初めは自分に自信がなかったし、小さなことでも新しいチャレンジするのにとても大きな勇気が必要だった私も、次第にその足取りが軽くなり、どんどん前に進んで、チャンスを掴んで行けるようになっていきました。

 

というところで、今回はここまで。

次回はいよいよこのシリーズ最後(おそらく)。『自信』をつけるにはとにかく”小さな一歩”を積み重ねることが大切と今回の記事の中でお伝えしました。一方で、ただ闇雲に”小さな一歩”を踏み出しても”なりたい”はかなえることができません。次回の記事では、自分への自信、自分への信頼を構築しながら、”なりたい”をかなえていく方法についてお伝えします。

2017-08-11 | Posted in Blog, GalleryNo Comments » 

 

なりたいをかなえる『自信』のつくり方 – 私が等身大の『自信』を持てるようになるまで①

先日Girls Beeの東京でのイベントでは「なりたいをかなえる『自信』のつくり方をテーマにお話させていただきました。『自信』テーマにした理由は、それが私がGirls Beeを始めることになった原体験だったから。日本に帰って私自身がスピーカーとしてお話させていただくにあたり、原点に立ち返ろうと思いこれをテーマにお話させていただきました。

ここでいう『自信』は、誰かに見せつけるものではない、自分の中の自分に対しての静かなでも確かな信頼のことを意味しています。最近、この『自信』について改めて考えたり、関連する本を読んだりしていますが、とても奥が深い。そしてこの『自信』は、Girls Beeのテーマであり、私自身のライフテーマでもある「”なりたい”をかなえる」に当たって最も重要で、最も必要不可欠な”あり方”だと改めて感じています。逆にいうと自分に対する信頼である『自信』があれば極端な話どんな”なりたい”もかなえられると思うのです。

現在私は、今の私が思い浮かべる”なりたい自分”をかなえる道の途中にいます。一方で、今の私の姿は、数年前、例えば5年前の私からすると、当時”なりたい”と思い浮かべていた自分姿にとても近いです。もちろん100%ではありませんし、”なりたい”姿が少し変わった部分もあります。でも海外に住むこと、日々いろんなバックグランドの友人に囲まれて過ごすこと、英語をメインに日常生活や仕事をすること、そんな風に思い浮かべていた”なりたい”自分の姿はかなえることができました。今の私はこれから私が”なりたい自分”になっていける道半ばではありますが、確実に近づいていけるという漠然とした自信のようなものもあります。

そこで今回から数回に渡って「なりたいをかなえる『自信』のつくり方 – 私が等身大の『自信』を持てるようになるまで」と題して、私自身がGirls Beeを始めるきっかけとなった原体験、そしてGirls Beeを運営する中で偶然か必然か、向き合い乗り越えざるを得なくなった自分自身の過去のトラウマ、そしてこれまでの全ての経験を通じて自分に等身大の『自信』が持てるようになった背景、その方法についてご紹介していきたいと思います。

先日のイベントには参加者の方には参加費をお支払いいただいてお話した内容も一部含めています。イベントに参加いただいた方々には、Blogなどの文字では伝えきれない内容や温度感、エネルギー、そしてあの場に一緒に居合わせた縁のある方々との繋がりに対して参加費をお支払いただいたとご理解を頂けますと幸いです。

 

Girls Beeを始めることになった幼い頃の原体験

私は生まれたのも育ったのもずっと日本です。30歳で自らシンガポールに引っ越すまで海外に住んだ経験は一度もありません。一方、海外を含めて旅行が好きな両親の影響もあって、小さい頃から海外に遊びに行く機会は多数ありました。

海外に行く度に幼心にいつも感じていたひとつの疑問と願い。
『どうして海外の女性は堂々と自信を持って輝いているようにみえるんだろう』
『自分を含めた日本の女性が自分と自分の人生に自信をもって堂々と生きていけるようにしたい』

日本人の女性には、内面・外見含めて素晴らしい女性がたくさんいます。一方で、持っている個性や可能性を外に出さずに内に秘めている人も多い。漠然と自信がなかったり、何かに遠慮していたり、一歩を踏み出すことに心理的に大きな壁があったり。これは日本という謙遜や協調性が美徳とされる社会・文化の中で生まれ育ってきたこと、”周りに合わせる”ことや”出る杭にならない”ことを求められる環境の中で長く生きてきたことが大きく影響していると私は考えています。

だからと言ってただ”海外かぶれ”になるのは違う気がします。日本人の女性が持っている優しさ・誠実さ・柔らかさなどの要素を維持しながらも『自信』を持って堂々と生きいく。そんな風に自分自身なりたいし、そういう生き方ができる日本の女性を増やしたい。いつかそれに関わることができたら、と当時は心の中で小さくでも確かに思っていました。

 

『人の可能性を引き出すことを仕事にしたい』という軸

大学生の頃、手探りながらいろいろな経験をする中で『人の可能性を引き出すことを仕事にしたい』という自分の軸に辿りつきました。『人の可能性を引き出すこと』ができるいろいろな選択肢を考えた結果、まず最初に自分自身が社会人として取り組むことを選んだ仕事は転職エージェントの仕事。『転職』を通じてその人の人生がより良い方向に、より望む方法に変わって行くことをお手伝いすること。実際それを仕事にしてみると、きれいごとだけでは済まされないことがよくわかりました。それでもそのお仕事はとてもやりがいがあるものでした。

そんな中、私自身も自らのキャリアを考え、26歳の時に初めての転職を経験します。すると、もともと転職支援の仕事をしていたことはもちろん、私自身も転職をした経験者になったからか、より周りの特に同世代の友人たちからキャリアについて、将来についての相談をもらうようになりました。ひとりひとりの話を聞いていると、周りの友人、特に女性の友人たちが何かモヤモヤと悩んでいたり、一歩を踏み出すことを恐れていたり、何か見えない壁のようなものを感じている人が多い。一方で、私が何かしらの形で、人を紹介したり、場を紹介したり、場合によっては仕事を紹介して、一歩踏み出す後押しをすると、これまでとは全く見える世界が変わったり、本人が『なりたい』という方向に確実に近づいた、というような場面に多数出くわすようになりました。

もともと『人の可能性を引き出すことを仕事にしたい』という軸で仕事を選んでいた私にとっては、転職支援の仕事はそれを実現するためのひとつの手段であり、また自分自身が世の中のこと、世の中の人の様々な生き方、人生に触れるためのひとつの経験にすぎませんでした。また転職支援の仕事を経験する中で、転職をすること以外でも、人の人生が良い方向にひらけて行くように支援することはできるし、そういう仕組みをつくりたいとも思うようになっていました。個別に友達にアドバイスや紹介をすることもできるけれど、組織化した方が少しでも社会にインパクトを与えられるのではないだろうか。そう思ったことからGirls Beeというコミュニティとして新たに『人の可能性を支援すること』を始めることになりました。

 

Girls Beeのスタート、そしてGirls Beeの活動を続ける中で向き合った過去のトラウマ

Girls Beeをスタートさせたのは2011年9月。最初は、Girls Beeが提唱するコンセプトに共感してくれる私自身の身近な友人たちを集めて月1回程度集まることから始まりました。そして本格的にいろいろなプログラムを提供するようになったのは2012年から。Girls Beeの根底にある設立当初からある変わらないコンセプトは『ひとりでも多くの女性が、素直に、元気に、楽しく、そして自分らしく、個性、能力、才能、可能性を最大限に発揮して、それぞれの人生を最大限に生きることができることができるような社会を実現する』こと。女性が仮に独身であろうと、結婚をしていようと、子どもがいようと、ひとりの女性として最大限に人生を味わうことができるようにすること。そんな世界観を実現し、ひとりひとりの女性が『なりたい』自分を実現して行くことができるきっかけを提供する場所として、現在に至るまで運営してきました。根底にあるコンセプトは設立当初より変わりませんが、提供する内容はその時その時に私自身が見えていた世界や環境、時代や経済の流れ、そして巡り合ったご縁などによって形を変えてきています。

たくさんの方に応援していただき、助けていただきながら、もうすぐ活動を始めて丸6年になるGirls Bee。自分自身がやりたくて始めたことですが、その道のりは楽なものではありませんでした(そして今も・笑)。今となっては若干信じられないような話ですが、小学校高学年でのあるトラウマがあって、何かの組織でリーダーをやるということを中学校以降一切避けてきました。そしてさらには『女性恐怖症』。中学校・高校の6年間を女子校で過ごしたのですが、その時のあることあって、女性を信じること、そして人を心の底から信じること全般がそれ以来できなくなっていました。(具体的にどんなことがあったのかは変な誤解を生むと良くないのでここでは割愛します。ちなみに今はその出来事やそれに関わっている当時の友人たちへのわだかまりは全くありません。私にも至らないところが多々あったし、必要な人生経験だったと解釈しています。)

Girls Beeという組織は私自身が作ると決めた運営責任のある女性のためのコミュニティ。偶然か必然か、Girls Beeという活動を運営して行くことを通じて、私自身が自分の過去のトラウマと向き合うことになりました。確かにそのトラウマの傷は自分の中ではとても深かったようなのですが、それよりも「Girls Beeを運営したい」という気持ち、「Girls Beeを通じて私自身も”なりたい”自分をかなえたい」と気持ちがものすごく強く、無我夢中で運営に奔走しているうちに気がつけばそのトラウマは克服していました。

 

と、今日はここまで。

次回は、『自信』ついて。人はいつから"『自信』を失う”のか、そしてどうしたらその失った『自信』を取り戻すことができるのか、そして私が自分に等身大の『自信』が持てるようになって言ったプロセスの体験談ご紹介したいと思います。

こちらの絵は以前水墨画家の鮫島たまよさんにGirls Beeをテーマに描いていただいたものです。

2017-08-07 | Posted in Blog, GalleryNo Comments » 

 

ゲスト講義をさせていただきました:跡見学園女子大学(谷本ゼミ)

先日の日本への一時帰国の際に、跡見学園女子大学で兼任講師を勤められている谷本有香さん(ジャーナリスト・Forbes Japan副編集長・Forbes Japan Web編集長)にお招きいただき、ゲスト講師として講義をさせていただきました。

今回ご依頼を頂いた際に特に内容について細かなご指定はなかったので、私の方で何が良いかなと考えた結果
「DESING YOUR LIFE -これからの時代のライフ・キャリアのつくり方」と題してお話をさせて頂くことに。

具体的な内容は、ざっくりと以下のような内容を私自身のこれまでの仕事での経験、そして広い意味では人生全体としての経験を踏まえてお話を。
①イントロダクション(自己紹介、これまでの経歴、これまでの仕事を選んだ理由、そしてシンガポールに移った理由など)
②『今の労働市場で起こっていること』について
③『海外で働くこと』について
④『海外の女性の生き方』のご紹介
⑤『”なりたい”をかなえる』こと、そしてその方法について

今回お邪魔させて頂いたのは、文京キャンパス(3年生のクラス)と新座キャンパス(2年生のクラス)。
久しぶりの日本語での長時間のプレゼンテーションで、どれぐらいちゃんと話せるか少し私自身緊張して臨みましたが、いざ話してみると伝えたいことがたくさんあって、それぞれ90分をほぼ使い切るような形でお話させていただきました。

いろいろなトピックを短時間に詰め込んでしまいましたが、参加してくださった皆さんそれぞれに何か響く部分があったら嬉しいなと思います。参加してくれたひとりひとりの学生さんが、社会からの期待や日本の常識・固定概念に縛られることなく、心から生きたい人生を生きていけますように。

また今回の機会をくださった谷本有香さん。ジャーナリスト、ForbesのWeb版の編集長などマルチにご活躍されている、私にとって最も憧れる日本人女性のひとりです。そんな憧れの有香さんからいただいたお話、そして去年から打診いただいていたお話をようやく実現できて、今回の一時帰国がより充実したものになりました。
機会をくださいました谷本有香さんに、改めまして御礼申し上げます。

※ゲスト講義に関するお問い合わせについて:
現在、私自身の日本への帰国頻度は不定期になっております。ただ予めご相談を頂けましたら、次の帰国の日程が決まり次第、もしくはご相談に応じて一時帰国を検討することも可能です。条件等含めた詳細のお問い合わせは、以下のメールアドレスまで直接お問い合わせくださいませ。
Email: manapy17*gmail.com (*を@にご変換ください)

2017-07-17 | Posted in Blog, Gallery, WorkNo Comments » 

 

18か月ぶりの日本一時帰国についての徒然日記

ここのところ瞬く間に時が過ぎていきます。Facebookにはわりとタイムリーにいろいろと残していますが、いろいろブログに残したいこともあるなぁと思いながら今日に。前回更新したのはなんと4月!(汗)確かに3月4月あたりからあんまり細かな記憶がありません(笑)ということで、今日は久しぶりに最近あったこと、特に18か月ぶりの日本一時帰国について記録を残しておこうと思います。

先日6月24日から約10日間ほど日本に一時帰国して来ました。日本に帰ったのは実質18ヶ月ぶり。
『次回に日本に帰るときは、単にのんびり過ごすだけじゃなくて、何かやってこよう!』と思っていたところ、大学の授業でのゲスト講義の話をいただき、また自身が運営するGirls Beeでもイベントを開催することになり、約1ヶ月ぐらい前からそわそわバタバタと準備を進め、あっという間に帰国の日に。(これらのことについては、また改めて記事を書きたいと思います)
帰国する直前、飛行機の中でも、なぜか緊張していた私。でも一度空港に降り立つと、そこはやはり生まれ育った国日本。すぐに”あたかも昨日までそこにいたかのような気持ち”になりました。(笑)

帰国してすぐに家族で週末だけの箱根の小旅行に出かけ、美味しいご飯を早速たくさん食べて、神社にお参りしたり、おみくじを引いたり、散歩したり。日本の自然に久しぶりに触れてとても気持ちよかった!シンガポールやバリでも自然にたくさん触れていると思いますが、日本の自然は東南アジアの自然とはまた異なって、もうちょっと優しいエネルギーというか、繊細なエネルギーのような感じがします。

旅行から戻って残りの1週間予定はみっちり。妹と一緒にディスニーシーに行くとか(笑)おばあちゃん家におばあちゃんに会いに行くとか、そういう大事な家族との予定は確保しつつ、あとは講義やイベント、それ以外は1日3-4アポというような日々。(一応バケーションなのにまるで出張のようw)
本当はもっともっとたくさんご挨拶したい方々やキャッチアップしたい方々がいたのですが、限られた滞在期間ということもあって、どうしても会いたかった方、前々からお約束していた方、直近で何かご一緒させて可能性のある方を中心にお時間をいただきました。そんな中でも少し余裕を持ってアポイントを組んでいた中で、普段日本以外の国にいてたまたま帰国が重なった友人や、なんでここで会うの?!という友人にばったり都内で会うということが2回ぐらいあったり(笑)、たまたまタイミングよく久しぶりにお会いできてこれからにつながるキャッチアップができた方がいたり。。やっぱり『会わなきゃいけない人には会えるようになってるんだなぁ』ということを強く感じた滞在でもありました。

家族と久しぶりに過ごしたり、親しい友人たちと久しぶりにあったり、前職のMid-year Partyにもお招きいただいたり、みんなに『おかえり〜!』と言ってもらえる温かい場所があるのは何にも代えがたいです。滞在中温かく迎えてくださった皆さん、本当にありがとうございました!

冒頭で『あたかも昨日までそこにいたかのような気持ちにすぐなりました』と書きましたが、到着してすぐはそう感じた一方で、何日か日本で過ごしていると、特に何日か東京で過ごしていると日本の変化を感じる場面が少しずつ出て来ました。以前、仕事でよく歩いていた東京駅の丸の内や大手町界隈、そして銀座界隈、新しいビルや商業施設がたくさんできて、景観が変わっていたり。偶然再会した友人たちがいずれも自分で会社を立ち上げて仕事をしている人たちで、そんな人たちからそのビジネスやその周辺の話を聞いていると、日本でも新しい動き、新しいビジネス、新しい働き方が出て来ているんだなぁということを肌でも感じることができたり。日々新聞やオンライン上のニュースで日本の情報はもちろんたくさん入ってくるけれど、やっぱり遠くで聞いているのと、実際にその場でその環境の中にいる人たちの生の声を聞くのとではインパクトが違う。

そして自分自身の変化も。大学での講義やGirls Beeでのイベント、そしていろいろな方とキャッチアップをさせていただいた中で、以前よりも自分自身の引き出しが増えていること、また自分の中から出てくる考えやアイディアも、日本にいた頃の私だったら出せなかったものが出せるようになって来ていることを感じました。また英語も、以前だと日本語の思考回路と英語の思考回路を行ったり来たりさせることにとても脳がストレスを感じて、数日でも日本語のみの環境にいると自分の英語の思考回路が一気に低下してしまうように感じることがありましたが、今はそれをほとんど感じなくなりました。それもあってか、日本での滞在期間中ほとんど英語を使わず過ごしましたが、シンガポール戻ってすぐも特に違和感なく英語を話し始める自分がいたり。まだまだ発展途上ではあるけれど、以前の自分と比べると少しは成長が感じられて、18ヶ月日本に帰らず頑張った甲斐があった(笑)と思ったと同時に、また少し今の自分に自信が持てるようになりました。

それから今回の一時帰国の中で印象的だったことの一つが、私より世代が少し上、30代中盤から後半、そして40代前半ぐらいまでの素敵な女性の先輩方と、決して長い時間ではなかったけど、濃くお話させていただくことができたこと。私からすると、仕事もプライベートも何もかもうまくいっているように見える方々ですが、やっぱり改めてお話してみると、それぞれに今後のお仕事の展開で考えていることがあったり、プライベートの様々な節目や転換期にあって仕事との折り合いをどうつけるか試行錯誤されている部分があったり。。お話を伺って私自身も勇気付けられた、元気付けられた一方で、やっぱり日本の女性はいろいろな意味で社会からの期待や求められる役割が重く、またその根本にある原因もかなり根深いことも海外で暮らして働いて改めて感じているので、彼女たちの心の負担や抱えている見えない荷のようなものが、少しでも軽くなってほしいということも強く感じます。。。

そんなドタバタだけど充実した日々はあっという間に過ぎ、シンガポールへ帰国。
日本をたつときにちょっと寂しいなと思う自分もいたけれど、シンガポールに帰るのをとても楽しみにしている自分もいる。なんとも不思議な複雑な気持ち(笑)以前日本からシンガポールに帰った時はまだシンガポール生活1年目。シンガポールでの友達や自分の個人的な活動範囲もそんなに広くない時期でした。それが格段に広がったのはこの帰国をしなかった18ヶ月間。帰ったら会いたい友達がたくさんいるし、帰ったらシンガポールを拠点にやりたいことも、なりたい自分もまだたくさんある。以前は考えられなかったけど、そういう風に感じられる状況を作れるようになった自分にちょっとだけ誇らしい気持ちになりました。

それと同時に今シンガポールで生活できること、そして仕事ができることにも改めて感謝の気持ちが湧いています。日本は大好きだし、今回一時帰国して、やはり日本の経済規模はまだまだ大きいし、いろんなチャンスがあるなぁということも強く感じました。一方で、日本にいるとどうしても日本のことしか見えなくなってしまう。毎日ほとんど日本語だけを話して、日本人とだけ関わって、流れてくるニュースや情報も日本のことばかり。英語が話せることもまだまだ特別扱いされたり、海外に行くのも多くの人が年に1回から数回程度という環境。シンガポールでは、毎日英語を話して、毎日いろんな国籍の人と関わって、いろんな国の情報やニュースが入って来て、周りの友人たちも常に仕事で世界を飛び回っている。少なくとも今の私にはそういう環境を自分のスタンダードにして、ここに身を置いて得たいこと、やりたいこと、成し遂げたいことがあります。こうやってシンガポールに帰ってこれること。シンガポールで日々やりたいと思っている仕事ができること。そしておかえりと言ってくれる友人がたくさんできたこと。改めて、そのひとつひとつがかけがえないことだなぁと感じています。

久しぶりにBlogを書いたら、だいぶ徒然日記のような形式になってしまったw 今日のところはお許しください(笑)
シンガポールに戻って1週間とちょっと。持ち帰った荷物の整理とともに、今回の旅で得た情報や自分自身の経験、そしてそれをどう次に繋げて行くか、少しずつ整理しているところ。そして今月末にはいよいよGirls Beeの初のシンガポールでのイベント開催もありその準備も進めています。本当に毎日瞬く間に過ぎて言ってしまうけれど、毎日やりたいことがたくさんあって、それをやれる環境にいることができて、本当に毎日幸せです。
引き続き、今年の後半も邁進していきます!

2017-07-12 | Posted in Blog, GalleryNo Comments » 

 

シンガポールで生活して変わった6つのこと(後編)

シンガポール生活2周年にあたり、この2年間で自分の中で変わったことを振り返る「シンガポールで生活して変わった6つのこと」
前編もだいぶ長文だったにもかかわらず、読んでくださったり、シェアしてくださったり、個別に感想を送ってくださる方までいて、とても嬉しかったです。
それでは今回はに続く後編、④から⑥について掘り下げていきます。

シンガポールで生活して変わった6つのこと
①東南アジアの国々とそこに生きる人たちへのイメージ・印象が変わった。
②オンライン+電話のみでビジネスを完結することに違和感がなくなった。
③英語の実践力が身についた。日本人がいない環境、英語だけで展開される環境がこわくなくなった。自然体で臨めるようになった。
④”自分でやるべき”と考えていたことを人にお願いすることに抵抗がなくなった(特にメイドさん)。
⑤”やりたいこと”や”ありたい姿”に素直に。年齢に対するバリアがなくなった。
⑥将来の選択肢が広がった。もっと柔軟に自由に生きていいよね、とより思えるようになった。

④”自分でやるべき”と考えていたことを人にお願いすることに抵抗がなくなった(特にメイドさん)。
シンガポールでは共働きの世帯が多いこともあって、家に住み込みのメイドさんを雇っている家庭がごく普通にあります。
特別裕福な家庭だけではなく、一般家庭でも、フルタイムもしくはパートタイムでメイドさんを雇っています。メイドさんに何をお願いできるかというと、基本的に掃除や家事(食事の用意を含む)全般、それに子どものお世話なども。具体的にどこまでをお願いするかは家庭によって、またメイドさんによって異なるかと思います。

私が最初に”メイドさんにお願いする”ということを経験したのは、シンガポールに引っ越して最初に住んだおうち。当時はルームシェアをしていて、シンガポール人そしてタイ人のフラットメイトと3ベットルームのコンドミニアムをシェアしていて、そこにメイドさんに来てもらっていたのが最初でした。単身用の1ベットルームの住居が少なく家賃が高いシンガポールでは単身者(もしくはカップル、場合によっては子どもがいても!)は大きなファミリータイプの住居をシェアするのが一般的で、そうした家でもメイドさんをパートタイムで雇っています。シェアメイト同士で掃除の分担をするのが面倒だったりストレスになる場合もあるのでとても便利。

日本の文化では”誰かを自分の家(空間)にあげる”前に家を片付ける、というのがあると思います。30年間日本で暮らしてきた私の中にももちろんその概念はあって、はじめはメイドさんが自分の部屋に入ってくることに慣れなくて、メイドさんが部屋に入ってくる前に自分で自分の部屋を片付けはじめる私。よく考えたら意味ないですよね。メイドさんは片付け・掃除しに来てくれてるわけだから(笑)でも慣れると本当に便利で、自分でやろうと思ったらやれるけど、あまり気の進まないこと、もしくは得意ではないことを誰かにお願いするってある意味とても合理的だなと思います。そして自分のやりたことに集中できて、生活が快適になる。現在は一人暮らしをしているのですが、月に2度ぐらい1回あたり2-3時間程度メイドさんに来てもらっています。お願いするのは、毎日自分で簡単な片付けや掃除はするけど、なかなか億劫になりがちな床の拭き掃除や、バスルーム、水周りの入念な掃除など。洗濯物もお願いすればやってもらえるけど、私自身そこは自分でやりたいというこだわり(?)があってお願いしていません。シーツを替えたり、アイロンをかけたり、ということもお願いすればやってもらえます。ラッキーなことにとても信頼できるメイドさんに出会えたので、いつも私がいない間に掃除をしに来てくれて部屋がきれいになっていて、2週間に1回きてもらえるだけでも本当に助かっています。

最近ニュースなどで日本でも外国人のメイドさんを使えるようにしようという動きや家事代行のサービスが以前よりも使われるようになってきているのを耳にします。一方で日本でそうしたサービスがなかなか広がりにくい背景には、掃除や家事全般は倫理観の醸成や教育の一環として”自分でやるべきこと”として捉えられている側面が強いことがあると思います。私自身の中にもありました。確かに小さい頃からそういう姿勢を学んで、ある程度自分でもできるようにしておくことはとても大事なことだと思います。でも、自分の生活・人生の中でやらなくてはならないことが増えてきたら、自分じゃなくてもできることはお金を払ってアウトソースをするのは必要なことだなと感じるようになりました。自分でビジネスをする場合もそうですよね。自分一人で全部やろうとしたらいろいろな面で制約がある。だから、人を雇って自分でやっていたことを任せたり、自分が得意ではないことをやってもらったり。

私自身、シンガポールに引っ越して、こういうことが当たり前だという世界を見なければ、こういう考えにはなっていなかったはず。そのまま結婚したりしていたりしたら、仕事をしながら家事も完璧にこなそうとしてストレスがたまったり、家事をアウトソースをするというも罪悪感を感じてできなかったかもしれません。日本の女性たちが自分の人生・生活をより充実して円滑にしていくために外部のリソースを活用する、という概念はもっともっと広まっていったらいいなと思います。

⑤”やりたいこと”や”ありたい姿”に素直に。年齢に対するバリアがなくなった。
日本社会では、何かやりたいことがあったときに”自分のやりたいという気持ち”よりも”世の中(世間)からどう見られるか”がそのやりたいことをやるかどうかの大きな判断材料になることが多い。海外ではそれがまったくない、というわけではありません。でも”世の中(世間)からどう見られるか”を気にする度合いは日本よりは低いように感じます。

シンガポールでの2年間の生活の中で、シンガポールの中でもたくさんの国籍や民族的バックグラウンドの人に出会いました。またこの2年間の間にいろいろな国に旅行にもいったので、そこでも様々な人たちと出会いました。出会った人たちの中で『チャーミングな人』を観察していると、喜怒哀楽がはっきりしていたり、気持ちが素直だったり、フットワークが軽かったり。周りにどう思われるとか、年齢がどうとか、そういうことの前にもう心や身体が動いてしまっている人。そういう可愛いくてチャーミングな素敵な大人の女性にたくさん出会えたことで、自分の中の心のバリア、特に年齢に対するバリアがなくなりました。
(これについては以前関連する記事を書きました。ご興味のある方はこちらから:『Eye-opening Retreat in Bali: 独身でも、結婚しても、子どもがいても、いくつになっても、個として、女として生きていく。』

そうそう、シンガポールでは以前からやりたいと思っていた英語の歌でパフォーマンスをする機会にも恵まれました。
これも日本だったらいろいろなことを理由にチャレンジしにくかったことのひとつかもしれません。
(写真は、シンガポールのリッツカールトンホテルのラウンジでソロで歌わせていただく機会を頂いたときのもの)

それから日本だと、30歳前後になると結婚しなくてはいけない、結婚をしていないと何か問題がある人もしくはかわいそうな人(笑)みたいな空気感もあると思います。もちろん30歳前後での結婚というのは、生物学的に見ても自然だし、日本社会だけではなく、海外でも平均をとったらそれぐらいまでに結婚する人が多いのではないかと思います。でも結婚していなくても、素敵な男性・女性はたくさんいるし、結婚するのもしないのものひとつの選択でしかなくて、その人の価値を規定するものではない、と。日本にいた頃は、結婚する予定もないし、むしろどんどん自分のやりたいことに突き進んでいく自分に『これでいいかな・・』とどこからともない不安のような焦燥感のようなものを心の底で感じていたこともありましたが、いまはそれがなくなりました。私の人生の中で、今は自分自身のためにたくさん時間を使って、いろんな経験をして、能力をつけて、もっと世の中に価値を発揮できるようになるための準備期間。そういう自分自身を発揮していく道のりの中で、気があう人がいたら結婚するだろうし、そうではなかったらそれはそれでいいかなって(笑)。

よけいな周りの情報に振り回されずに、自分のやりたいことやありたい姿に素直でいる力を身につけつつあるのも、この2年間のシンガポール生活でのひとつの成果かなと思います。

⑥将来の選択肢が広がった。もっと柔軟に自由に生きていいよね、とより思えるようになった。
⑤にも書いたとおり、この2年間の中でいろいろな人に出会いました。それまでの30年間の日本での生活の中でももちろんいろいろな人に出会ったし、日本人だけではない、いろいろな国のお友達もいました。でもここシンガポールで出会った人たちは、生まれた場所もいろいろだったり、育ってきた国もいろいろだったり、両親や家族のバックグラウンドもいろいろだったりして、でもいま何かしらの理由(多くの場合が仕事)でシンガポールにいる。これは他民族国家であり、ビジネスハブのシンガポールならではの現象だと思います。

そういういろんな人たちの生き方を見ていると、あーもっと自由でいいんだなーと。もっと寄り道してもいいし、もっといろんな場所に住んでもいいし、そしてちょっとやそっとやんちゃなことをしても、そうそう生活できなくなることもない。
日本で生まれて、育って、ストレートで大学に入って、卒業してすぐに働き始めて・・という日本人としてごくありふれた道を歩んできた私の人生ですが、もっと自由に生きてもなんとかなりそうだな、と思えるようになりました。

日本にいた時にももちろん自分の人生の先のことなんてわからなかったけど、でもなんとなく日本にいて、その先に想像できる未来がありました。一方でシンガポールに引っ越してからは、人生や日々の生活を築いていく土台(土地)そのものが変わってしまい、自らの選択でシンガポールに引っ越したにも関わらず、先のことが見えなすぎてしんどかったこともありました。この先、このままシンガポールにいるのか、日本に戻るのか、はたまたそれ以外の国にいくのか。極端なことを言えば、来年自分がどこで何をしているのかわからない、という状態です。

最近はそういう状況にも慣れてきて、わからないなりにも、この先こういう風に生きていきたいというのが見えてきた気がするので、それを実現する方法を今年は具体的に少しずつ探っていく予定です。いま描いている姿は、日本にいた頃の自分だったら考えなかったような自分の姿。これが実現できるかどうかはこれからだけど、そういう姿を多少なりとも現実的に描けるようになったのも、この2年間での成果かな。

というわけで、だいぶ長くなりましたがここで後編終了です!

そして最後に。あくまでのこの『シンガポールで生活して変わった6つのこと』は私自身の経験であり、シンガポールに引っ越したら誰もがこのような変化を経験するというものではありません。
人生は、自分が何を目的にするか、またどんなフィルターを通して経験するか、でひとりひとりの経験はまったく異なります。それと同じで、シンガポールでの生活も、ひとりひとりが何を目的にするかによって、またどういうフィルターを通して経験するかによってまったく異なるものになるはずです。

この記事の内容が、読んでくださった方々それぞれの人生に何かしら響くものがあったら、とても嬉しくおもいます。

2017-04-01 | Posted in BlogNo Comments » 

 

Eye-opening Retreat in Bali: 独身でも、結婚しても、子どもがいても、いくつになっても、個として、女として生きていく。

最近またいろいろと自分の中で腑に落ちた感覚があったので、そのことのひとつを忘れないうちに書き残しておこうと思います。

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その『最近腑に落ちたこと』のひとつが、”独身でも、結婚しても、子どもがいても、いくつになっても、個として、女として生きていく”ということ。
“独身でも、結婚しても、子どもがいても、いくつになっても、個として、女として”生きていきたいし、生きていいんだ、ということが最近すーっと腑に落ちました。

誰が決めたのかもわからない”常識”と言われることや世の中や社会からどう見られるか、というようなことと、私たちは日々自分に照らし合せながら生きています。
「⚪︎歳ぐらいになったら、結婚しているのが普通」とか、「結婚したら、子どもを持つのが普通(もしくは幸せ)」とか、「⚪︎歳になったら、××なのは恥ずかしいよね」「妻になったら、××であるべき」「母親になったら、××であるべき」「独身でいると”かわいそう”と思われそう」とかとか。。無意識のうちに刷り込まれていることなので、自分自身でも認識できていないぐらいに頭の中に浸透してしまっている概念も多数あると思います。
こういう概念はたぶん世界のどこにもあるのだと思いますが、特に日本社会は”世間からの見られ方”をとても気にする社会なので、よりそういう概念に縛られて生きていることが多いように思います。

私自身、そういう概念には比較的縛られていないほうだと思っているのですが、そんな私も、日本の女性でいう結婚適齢期(?)に差し掛かった20代後半ぐらいから、「自分の好きなことばかりやっていていいのだろうか。。」「結婚。。将来はしたいような気がするけど、今は正直よく分からない。」「子どもを産むなら早いほうがいいというのはわかっているけど。。」「人生をシェアできるパートナーは欲しい。でも、自分のやりたいこと、生きたい道を生きることも続けたい。そんなことは可能なのだろうか?。。」などなど、世の中の常識と言われることと、自分とを照らし合わせて生きてきました。どこかで、年齢に対する制限、個として、女としての人生をいつまでも楽しむことへのどこからともない恐れや罪悪感を持っていたように思います。

『持っていた』とあえて過去形にしたのは、最近そうした自分の状態が客観視できるようになったから。
そのきっかけは、先日、自分自身の2017年、そして32歳の一年のキックオフという意味で参加したバリ島でのリトリート。
そこで出会い、短い期間だったけれど一緒に過ごした女性たちにinspireされ、”いくつになっても、個として、女として”生きていいんだ、ということが腑に落ちました。

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最近40歳のお誕生日を迎えたフィンランド人女性。もともと国際的に著名な環境保護団体に勤め、現在は環境保護関連のNGOでDirectorを務めてバリを拠点に生活。プライベートではボリウッドの映画監督の彼がいる。

同じく40代の香港出身の女性。フォトグラファーとして活躍中で、だんなさんも国際的な情報機関に写真を提供するような敏腕フォトグラファー。二人のお子さんをバリのGreen Schoolに通わせていて、香港とバリを行き来する生活をしている。

オーストラリア人の親子(母と娘)。お母さんはもともとスコットランド出身。若いときに看護婦としての仕事をしにオーストラリアに渡り、オーストラリア人のだんなさんと結婚。現在も看護婦として活躍中。娘さんは28歳の電気技師。プロジェクトベースの仕事で、数ヶ月仕事をしては、数週間から数ヶ月バリに戻ってくる生活をしている。

リトリートの運営側でリトリート中のVegan Foodを担当してくれた女性。彼女はドイツ出身の40代。13年前にドイツ人のだんなさんと結婚して、8年前にドイツでの生活を離れてだんなさんと世界を旅に出て、いろいろな国を訪れた結果、現在そしてこれからはバリに拠点をかまえようとしている。

そしてリトリートの主催者であるEmmaはイングランド出身。8年ほど前にヨガや自分の精神修行のためにインドに行こうと思ったところ、少し怖くなったので最初の入り口としてまずバリに行くことを選んだことをきっかけに、そのままバリに住むことに。最初はバリのリゾートやスパなどで仕事をしたあと、3年ほど前に自身の会社をバリで設立し、自身のパッションであるInnnertemple retreatの運営やアーティスト活動をしている。

一緒に時間を過ごした6人の女性のこれまでの人生、そして現在のあり方がそれぞれに素敵で。

住み慣れた母国での生活をやめて先のことを決めずにだんなさんと世界旅行に出かけるとか、独身で自分の興味や情熱が湧くことを仕事にしていながらプライベートでは素敵な彼がいるとか、母親でありながら、一人の女性として、仕事でも世界を飛び回って活躍しつつ、プライベートでリトリートに参加したり、友人や自分のために使う時間も持っているとか。世の中の常識、特に日本の常識から考えたら一見ありえないようなこと、世間からの見られ方を気にして遠慮して諦めてしまうかもしれないようなことを実現させていきいき生きている女性たちがいる。そういうことを、この目で見て、直接話して、知れたということ、自分の”目が醒めた”ような感覚でした。そしてその”目が醒めた”瞬間に、”独身でも、結婚しても、子どもがいても、いくつになっても、個として、女として”生きていいんだ、ということが私の中ですーっと腑に落ちていったのでした。

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今回のバリのリトリートでは、主催者のEmmaに言われた言葉”The universe looks after you”(『あなたは、見えない力に見守られているのね』というような意味)を深く実感できるようなことが他にもあって、本当にいろいろな意味で”eye-opening”な旅となりました。

ということで、2017年、32歳の私は、”目が醒めた”私で、ますます自分の生きたい道を突き進んで行く予定。
自分自身の人生を最大限に生きることを大事にしながら、それをシェアすることができるパートナーや家族(自分がつくるという意味での)に近い将来恵まれたらいいな、と思う。というか、そうする(笑)
自分の内側の声に常に耳を傾けて。直感や偶然起こるように見えることを大事に。自分と自分を取り囲む大事な人たちに愛を。そして、いま取り組んでいることを自分が納得できるレベルにするために、これからやりたいことのために、楽しみながら着実に駒を進める一年にしたいとおもいます!

追伸:
私が今回参加した”Inner Temple Retreat”についてはこちらから♡(英語のみ)

2017-01-14 | Posted in Blog, Gallery, TravelNo Comments »