2015-09-16

シンガポール生活 Chapter 2.

シンガポール生活も、今月で6ヶ月目!
「もう6ヶ月!」というべきか、「まだ6ヶ月。。」というべきか。。

そんな最近、お引越しを。
最初のおうちの契約はシンガポールでの初めての住まいということもあって、土地勘がついてきたら気に入った場所に引っ越せるように半年の契約にしていました。
新しく住み始めたのは、シンガポールの東側、Katongというエリア。
むかしから”プラナカン”と呼ばれるシンガポール独自の文化が栄えた街で、お店や住宅など、いまでこそ高層のコンドミニアムも多くありますが、もともとあったプラナカンの人たちの低層階の建物(ショップハウス)が多く立ち並ぶ、とても便利で可愛らしい街です。
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海(East Coast Park)まで徒歩5分、オフィスまでバスで10分!
ずっと海の近くに住みたいとおもっていたのがようやく実現できました。
正直、シンガポールの海は『泳ぎたい!』と思えるような海ではないけれどw それでもやっぱり海は見るだけでリフレッシュできるし、海から吹く風はとても気持ちが良いです。

毎朝通勤するバスから、シンガポールのランドマークであるマリーナベイサンズや観覧車、マリーナエリアの高層オフィス街が見えて、今更ですが『あぁ、私、シンガポールで働いてるんだなぁ。。』と実感したりしています。
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この半年は、私の人生の中でも”最も大きい”と数えられるひとつになるだろう人生の変化が起こった半年でした。
そして、精神的な意味では過去経験したことのない(?)漠然とした不安や焦燥感、虚無感と向き合った半年でもありました。
(私の脳が本当に自分に都合がいいようにできているので、過去同じような思いを経験したかもしれませんが、ただもう忘れてしまっただけかもしれませんw)

シンガポールでの生活は、仕事を中心とした生活をする上では、本当に快適です。
私自身も、上司や同僚に恵まれ、またフラットメイトやシンガポールでの友人にも恵まれ、たくさん助けて頂いて、何も不自由することなく生活することができています。
東京で生活をしているのとあまり変わらない感覚でここにいられるのは、おそらくシンガポールがもともと多民族国家であることから、”外国人”に対してとてもオープンなマインドを持った人たちが多いことが強く関係している気がします。シンガポールは世界的にも、外国人(私自身も含め)にとって”自分が外国人だということを最も意識せずに暮らすことができる国”のひとつのはず。

そんな恵まれた環境がありながらも感じてしまう”漠然とした不安や焦燥感、虚無感”。
30年間日本で生まれ育ってはじめて海外での生活をはじめたこと、仕事の分野や会社が新しくなったこと、英語はもともと好きだったけどやっぱりネイティブとの差を日々強く感じること、今まで出会わなかった出会えなかったような人たちに出会い自分がいかに小さな世界で生きてきたかを実感していること、自分が価値を感じるポイントが変わってきたこと、私自身の今後の人生がどこ向かうのかますます分からなくなってきたこと、会いたい人にあってすぐは話すということができないこと‥いろいろな状況や要素がまざって、それが”漠然とした不安や焦燥感、虚無感”になっている。
そんな状況になると、私ひとりでここで何やってるんだろう?これって意味あるんだろうか?という気持ちがふとよぎったり。

でもこの様々な状況自体も、私自身が漠然と描く次に”なりたい”自分に変化、進化するために、経験したくて選んだこと。

今も完全にその”漠然とした不安や焦燥感、虚無感”が無くなったわけではないけど、最近は仕事もすこしずつ自分でうまく進められるようになったり、私だからこそできる仕事もすこしずつ取り組んでちょっと成果が見えてきたり、ほんとーうにすこしずつですが前進の兆しです(笑)

新しい領域のビジネスを勉強したいとか、どの国の人とも対等にビジネスができるようになりたいとか、今回の選択をするにあたって自分なりにいろいろと考えた”得たい経験”や”なりたい自分”があったけど、そういう自分が見えていたことよりも、もっと大きな意味での”生き方”とか、いろいろな状況の中での自分自身の”あり方”とか”捉え方”とか、そういうのをいろいろ勉強するタイミングかもしれないなーと強くおもう今日のこごろ。
いま自分が体験しているすべての経験や感情が、今後思い描く理想の自分に近づくためのプロセスであることを信じて歩き続けるのみ。

人生、まだまだ勉強中。
シンガポール生活半年にして、いよいよこれからシンガポール生活 第2章という感じです(*`・ω・)ゞ

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