2018-01-02

2017年、32歳だった1年のこと

2018年、あけましておめでとうございます!

シンガポールに拠点を移してから3度目のシンガポールでの年越し。シンガポールに引っ越す直前の年越しは初の海外での年越しin NYだったこともあり、海外での年越しはこれで4度目。シンガポールで親しいお友達とお友達の家で手作りのディナーを頂きながら、今年あったことを色々話して、締め(?)のカウントダウンはパーティに繰り出すという大晦日。シンガポールでこんな風に心あたたかい大晦日が過ごせること、とても有り難いです。一方、実家で家族で夕飯を食べて、ダラダラしながら(笑)リビングで紅白や他のテレビ番組をかわるがわる見て、年越しそばを食べながら年越し、年始には実家の近くの鶴岡八幡宮に初詣、というような日本のお正月がちょっと恋しくもあります。(でも実際のところ、冬の日本に戻ったら、寒さに耐えられず、即シンガポールに戻りたい!と思うはずw)

シンガポールはどちらかというと旧正月の方が盛大なので、西暦の年越し・新年は意外とあっさりしています。仕事も今日1月2日からいつもどおり。なんとなくまだ”明けた”感がないシンガポール。私個人としても、毎年西暦の新年を迎えるのとほぼ1週間差で誕生日を迎えるので、誕生日がくるといよいよ新たな一年がスタートだ!という気持ちになります。ということで、今日は新たな誕生日を迎える前にこの1年のこと、32歳として過ごした1年のことについて残しておこうと思います。

シンガポールに引っ越して、ある意味『(新たな土地)で人生振り出しからスタート』で何もかも手探りだった30歳(2015年)。なんとかできた微かな土台を元に、この国、その周辺の国、そして英語圏をベースにした世界で何が起こっているのか、どっぷり浸かって、感じて学び吸収することに集中した31歳(2016年)。そして2017年は、過去2年の蓄積で見えてきた世界と、これまでの自分の経験や強みとを融合させて、自分が体験したいことを作り出すことに打ち込んだ32歳の1年間でした。

具体的に作り出したことを箇条書きにすると:

・Girls Bee Onlineを通じて、日本人の女性にとってインスピレーションをもらえる生き方をしている女性のインタビューをシンガポール、バリ、香港、タイで実施し、7名のインタビューをリリース(通年)

・シンガポールを拠点とした女性起業家やビジネスリーダーのコミュニティLadyBoss Asiaに英語で記事を寄稿(英語でのメディアへの寄稿は初めて!)

・Girls Beeの東京でのイベントを開催。「なりたいをかなえる”自信”の作り方」と題して、Girls Beeを始める原体験となった女性の”自信・Self-confidence"のつくり方の現時点までの答えと、Girls Bee Onlineのインタビューで出会った素敵な生き方をする女性を紹介。(日本語開催)

・跡見学園女子大学にて「”Design Your Life” -これからの時代のライフ・キャリアのつくり方」というテーマでゲスト講義

・Girls Beeのシンガポールでの初のイベントを米国系投資会社のシンガポール法人とのコラボーレションで開催。テーマは女性のファイナンシャルリテラシーについて。(英語開催)

・Girls Beeの初のリトリート"Girls Bee 3 days magical reterat in Bali"を開催。満員御礼・大好評のうちに無事終了。

・Girls Beeのシンガポールでのイベントとして、企業で働く女性向けのキャリアイベントシリーズをスタート。(英語開催)

・Forbes JAPANにてオフィシャルコラムニストとして寄稿をスタート

ざっとこんなところでしょうか。正直、ものすごく忙しかった。。無我夢中でとっても充実した一年。でも、その反動か、今年の最後のイベントが終わった瞬間から自分の中で何かがぷっつり切れてしまい、気力と体力をリカバーするのに1ヶ月ちょっとを要しましたw(もともとそのイベントが終わったら1ヶ月半ぐらいブレイクを取ろうと決めていたので、想定の範囲内ではあったのですが。。)

本当にいろんなことが目白押しの1年でしたが、自分にとって一番インパクトが大きかったことといえば、自分よりも年上の女性たちで、これまで出会ったことのないような人生を歩む女性たちにたくさん会えたこと。それによって、私自身が今後の自分の人生に描ける自分自身の姿がまた大きく変わりました。

やはり、日本の社会では年齢に対するバイアスがまだまだ強い。人生100年と言われる時代に、30代なんでまだまだ色々なことにチャレンジできるし、仕事もプライベートもいろんな可能性がある年代なのに、日本の社会ではそういう可能性が正直なところ潰されてしまうことも多いように思います。そういう意味で、私はちょうど30歳になってすぐに海外に引っ越したので、自分で自分自身を年齢というバイアスによって制限をかけるようなマインドを捨てることができたのは、とてもラッキーでした。30代は、20代に色々と試したり失敗したりしたことも含めた色々な経験値を持って、20代よりも少し賢く、一方でまだまだチャレンジできる世代。そしてロングスパンの人生を考えた場合には、いろんなライフイベントも含め今後の大きな方向性を決める大事な時期だと思っています。日本の20代の女性は(かつて私もそうだったように)30代になることを恐れている人が多いように思うけど、そんな女性たちが「30代って結構楽しそうかも!?」と思ってもらえるような生き方をしていきたいと思います。

ちょっと話がそれました。とにかく2017年は、私自身が長年思い描いていたやりたかったこと、特に「様々な国籍やバックグラウンドの人たちと人生を分かち合いながら一緒に何かをつくり出していくこと」や「一つの国に縛られずに、色々な場所で自分のライフワークに取り組むこと」ということを、まだほんの入り口ではありながらも自ら作り出していくことが出来たことが自分にとっても確かな自信になりました。そして、2017年にやりたいことをやり尽くしていく中で、自分でも見えていなかった(忘れてしまっていた?)私自身の核心の輪郭がいよいよ見えてきたようにも思います。

長くなりましたが、2017年、32歳だった私の1年の振り返りは以上。そして、2018年、33歳の1年については、今週末から出かける旅行先で五感を(六感も?)思いっきりひらいてイメージしてくる予定。ここから3年ぐらいはまたとても大事なそして大きな変化がある3年になる気がしているので、ここからの1年と3年-5年スパンぐらいのことをしっかり考えてこようと思っています。人間、想像できることは実現できる。はず。

そしてこちらのサイト・ブログもちょこっとリニューアルをしました。といってもまだ完成版ではなく、旅から戻ってきたら、そこでのインスピレーションも含めてリニューアルを完了させようと思っています。

こちらの記事を読んでくださっている方ひとりひとりにとって、心の充実にあふれた1年になりますように。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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